中国で成功する韓国企業の秘訣…コミュニケーションで消費者の心開く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.27 11:44
「これまで中国人は製品を安く作る労働単位にすぎませんでした。しかしいまは製品を買う消費者とみるべきです。彼らとどのようにコミュニケーションするかにより企業の成否がわかれるかもしれません」。中低価格化粧品流通会社のカラカラを経営しているイ・チュンウ社長の忠告だ。彼は事業開始から5年ほどで中国全域に150店を持っている。年間売り上げ約150億ウォン、若い会社勤めの女性が彼の主要ターゲットだ。快速成長の秘訣は「消費者とのコミュニケーション」だ。
「約3000元を稼ぐ20~30代の平凡な女性と対話し観察します。彼女たちがランコムや雪花秀など高級ブランド化粧品を使うことができるでしょうか? 不可能です。小さなリップスティックひとつ買う時も3~4カ所を見て回り最も安いものを選びます。彼女たちと“コミュニケーション”すれば何をどのように売るべきか答が出てきます」。