済州・永宗島に外国人専用カジノ備えた複合リゾート4カ所設立
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.13 14:34
政府が13日に発表した観光産業対策はソウルをはじめとする首都圏を観光資源化するというのが核心だ。首都圏集中を防ぐという名分でこれまで2重3重に打ってあった規制を果敢に取りはらうということだ。現実的に外国人観光客がたくさん訪れる観光資源が首都圏に集まっているためだ。首都圏集中という副作用を一部甘受しても観光産業育成による景気活性化が長期的に韓国経済成長にとってより火急の課題ということだ。さらに韓国の観光産業は経済力に比べて著しく遅れている。現代経済研究院によれば韓国の観光・レジャー産業が韓国国内総生産(GDP)に寄与する比重は5.9%で世界平均(9.2%)よりはるかに低い。これを打開するためには首都圏観光資源を商品化するのが避けられないということだ。
まず来年上半期までソウル市とともに漢江(ハンガン)観光資源化マスタープランを作ることにした。1980年代の漢江総合開発以来30余年ぶりの漢江開発だ。フランス・パリのセーヌ川や英国・ロンドンのテムズ川のように外国人観光客が集中的に探すランドマークにするということだ。これまで漢江の観光資源化を遮っていた障害は漢江に沿って南北につながる都市高速道路〔オリンピック大路、江辺(カンビョン)北路〕であった。歩行者の通行が禁止され、漢江進入が不便だった。これを解決するためにソウル市内のあちこちに道路の上で都心と漢江を連結する陸橋型の橋や道路の下に地下連結通路を作ることにした。