李克強に続き習近平…中国が20日間隔でギリシャを訪問した理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.15 09:27
習近平・中国国家主席が13日(現地時間)、ブラジルなど南米4カ国訪問の途中でギリシャをサプライズ訪問した。先月19~22日、李克強首相がギリシャを訪問して計46億ドル規模の貿易・投資協定を締結してから20日後のことだ。中国外交史上初めてのこうした破格の行動は、地中海と欧州南部の関門であるギリシャのピレウス港の運営権のためだ。
14日、中国外務省によれば習主席はギリシャの有名観光地のロードス島に到着してカルロス・パプリアス大統領、アントニス・サマラス首相とそれぞれ会談を持ち、両国の全面的な戦略パートナー関係をさらに1段階引き上げることで合意した。両国首脳は特に「ピレウス港開発など両国合作プロジェクトをしっかり推進して両国互恵協力の模範を作っていこう」と強調した。