<W杯サッカー>開催1カ月後控え韓国戦のスタジアムはいまだ工事中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 09:07
「アクィ・ブラジウ!(ここはブラジルは)」。常識的に不可能なこともブラジルでは可能だという意味を圧縮した言葉だ。ブラジルの人たちは楽天的だ。一日に何度かするあいさつも「タボン」(非常によい)だ。2014ブラジルワールドカップ(W杯)を30日後に控えたブラジルの表情がまさにそうだ。競技施設はもちろん、交通・治安などあらゆる分野で問題が続出しているが、ブラジル政府は「余裕満々」だ。
最も重要な競技場の建設も遅れている。12カ所の競技場のうちサンパウロ競技場、クリチバ・バイシャーダ競技場など3カ所が完工していない。先月23日に競技場を視察したジェローム・ヴァルケ国際サッカー連盟(FIFA)事務総長は「遅滞する時間はない」とブラジル政府を促した。