「見つけたら大当たり」…韓国晋州に隕石ハンター殺到
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.25 13:29
栗作業をしていた小さな農村が、大勢の人で賑やかになっている。ここに隕石が落ちてから2週間が過ぎた。日曜日の23日午後、慶尚南道晋州市美川面梧芳里(キョンサンナムド・チンジュシ・ミチョンミョン・オバンニ)の村。軽装姿の40人余りが山の隅々を探し回っていた。この山は隕石が発見された豆畑の近くにある。家族らと京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)から来たキム・ジュヌェさん(45)は「隕石を探せたら良いが、71年ぶりに国内に隕石が落ちた現場だけでも見たくて来た」と話した。
隕石の発見地点を通り過ぎる往復2車線の地方道路沿いには、数百台の車が駐車している。立派な観光地がない村では、めったに見られない光景だ。隕石を探す人たちは特に隕石発見の中間地点の伐塘(ボルダン)などの一帯に集中した。釜山市海雲台区(プサンシ・ヘウンデグ)から来たキム・テウさん(48)は、隕石が落下したくぼみで土を掘っては紙に包んでいた。キムさんは「隕石が落ちた場所にある『宇宙の気』を家に持ち帰るつもり」と話した。