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<大リーグ>尹錫ミンがオープン戦デビュー…1イニング無失点

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 09:09
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尹錫ミン(ユン・ソクミン、28、ボルティモア)がメジャーリーグのオープン戦に初登板した。米国舞台デビュー戦はわずか1イニングだったが、スライダーの威力を見せた。

尹錫ミンは16日(日本時間)、米フロリダで行われたニューヨーク・ヤンキース戦で1-1の7回表に登板し、1イニングを1被安打・無失点に抑えた。ボルティモアがマイナーリーガーで構成されたヤンキースに2-1で逆転勝ちし、尹錫ミンが勝利投手となった。

 
尹錫ミンが投げた12球のうち8球は直球だった。契約が遅れ、練習時間も不足したため、最高球速は146キロにとどまった。その代わり2球投げたスライダーはカットファーストボール(カッター)と誤解されるほど威力的だった。

一死一塁でカイル・ローラ(25)が空振りした2球目、二死からシト・カルバー(22)を二塁ゴロに打ち取った球がスライダーだった。ローラに投げたスライダーを見た現地中継陣は「カッターかスライダーか分からないが、ボールの動きがいい」と評価した。

これに先立ちボルティモアの捕手ジョセフ(28)はメジャーリーグホームページのインタビューで、「尹錫ミンは直球、カーブ、カッター、チェンジアップ、パームボールの5つの球種を投げる」と述べた。尹錫ミンのスライダーをカッターと混同しているのだ。

カッターはメジャーリーグ歴代最多652セーブをマークして昨年引退したマリアーノ・リベラ(45)の武器として有名な球種だ。速球にやや変化を与え、直球との球速差が5-10キロしかなく、空振りを取りやすい。しかし握力が必要で、威力あるボールを投げられる投手は多くない。

スライダーは多くの投手がよく投げる変化球だ。手首をひねって投げるため直球に比べ15キロほど球速が遅い。上下よりは左右に動き、失投すると長打を浴びる確率が高い。尹錫ミンはこの日、135キロ前後の高速スライダーを投げた。

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