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<大リーグ>就労ビザのため…心配深まる尹錫ミン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.06 09:33
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尹錫ミン(ユン・ソクミン、29、ボルティモア・オリオールズ)の米プロ野球デビューが遅れている。尹錫ミンは今週末、メジャーリーグのオープン戦に出場する予定だった。

オリオールズのショーウォルター監督(59)は8日(日本時間)にフロリダ州サラソタで行われるフィラデルフィアとのオープン戦に尹錫ミンを登板させる計画だった。しかしスケジュールに問題が発生した。

 
尹錫ミンは5日、カナダ・トロントで就労ビザを取得する予定だったが、日程が延びた。就労ビザがなければオープン戦に出場することができない。ボルティモア地域メディアのMASNは4日、「ビザを受けられず時間を過ごすことは、尹錫ミンがマイナーのトリプルAに近づくという意味」と報じた。

尹錫ミンは2月19日にボルティモアに公式入団した。1月には契約が終わると予想されていたが、スプリングキャンプが始まった後にチームが決まった。さらに米国でプロ選手としてプレーするにはビザの問題を解決しなければならないため、さらに時間がかかる。

ボルティモア先発陣はウバルド・ヒメネス、クリス・ティルマン、チェン・ウェイン、バド・ノリス、ミゲル・ゴンザレスですでに組まれている。尹錫ミン、スティーブ・ジョンソン、ケビン・ガウスマン、ジャック・ブリトンが“予備軍”だ。しかしボルティモアは2004、2006年アメリカンリーグのサイ・ヤング賞投手ヨハン・サンタナも5日に獲得した。

ボルティモア先発は強力とはいえない。その代わり23歳の有望株(ガウスマン)、メジャー新人(尹錫ミン)、負傷中のベテラン(サンタナ)らを準備し、尹錫ミンとサンタナを除いてオープン戦で好投している。

契約条件も尹錫ミンに不利だ。3年・557万5000ドル(約59億ウォン)にボーナスまであるが、メジャー契約は来年と再来年という。尹錫ミンは入団式で「起亜に入団した時(2005年)も役割は決まっていなかった。監督の前で好投して先発を獲得したい」と語った。しかし投げる機会が少ない。来週初登板をするとしてもオープン戦で2,3回しか投球できない。ボルティモアは4月1日、ボストンとシーズン開幕戦を行う。

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