日本の作家・江國香織「言葉の微妙な組み合わせ、韓国読者のほうが敏感」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.13 14:48
『泣かない子供』と『泣く大人』。それぞれ違うようで似ている言葉の組み合わせだ。日本の小説家、江國香織氏(50)の作品活動初期のエッセイを集めた本(昨年12月に韓国翻訳出版)の題名でもある。小説『冷静と情熱のあいだ』の著者としても有名な江国氏は、なぜこのように分かるような分からないような言葉の組み合わせを好むのだろうか。
9日、東京千代田区にある韓国YMCAで江國氏に会った。大山文化財団と教保文庫が共同で主催した「雪国文学紀行」の参加者と一緒にだ。韓国の読者との出会いは、2009年にソウル国際図書展当時に来韓して以来5年ぶりとなる。