張成沢逮捕まで半月間の速戦即決…17日の金正日2周忌控え
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.10 15:40
北朝鮮のナンバー2の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長の粛清は、側近の処刑から張成沢の逮捕にまで半月間ほどで行われた。国家情報院(国情院)が「11月下旬」に側近が公開処刑されたことを確認した後、北朝鮮メディアが9日、張成沢の逮捕場面を公開放送した。
張成沢失脚説の最初の兆候は、張成沢の側近だった李龍河(リ・ヨンハ)第1副部長と張秀吉(チャン・スギル)副部長の公開処刑だ。国情院が「張成沢が解任された可能性が濃厚」(3日)で判断した根拠だ。しかし北朝鮮軍に特異動向は確認されず、北朝鮮メディアの報道で異常兆候もなかった。この時まで政府と専門家の間では、一時的な解任、再起の可能性も排除できないという話が出ていた。