ワラをもつかむ…韓国の大学入試のお守り熱風
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.06 14:42
大学修学能力試験(修能:日本の大学入試センターに相当)を2日後に控えた5日、大邱市斗山洞(テグシ・ドゥサンドン)の占い通り。「○○導師」と書かれた家の中で主婦5人が順番待ちをしていた。みな修能を受ける子供のために幸運のお守りを作ろうとやって来た母親たちだった。「腕が良いという噂を聞いて慶尚南道(キョンサンナムド)の密陽(ミリャン)から来た」という主婦もいた。この日、○○導師が授けたお守りの価格は30万ウォン(約2万7900円)。ここに来たある主婦は「夫のためにお守りを作った時は3万~5万ウォンを払ったが、修能は子供の未来がかかっているので高いお金を出して特別に心の込もったお守りを買うことにした」と話した。
修能を控えて幸運お守り熱風が吹いている。全国的に名が知られた大邱の占い通りでは、お守りの値段が普段の10倍以上に上がっていた。タロットカードで吉凶を占う所でも修能用の幸運お守りを売っている。オンラインショッピングモールにもお守りが登場し、書店や文房具店でも販売し始めた。全て子供がうまくいくことを願う両親の気持ちと、試験をうまく乗り越えたい受験生の思いを狙ったものだ。