「新技術の世界版権ある」、687億ウォン「電気自動車」投資詐欺(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.01 11:06
電気自動車事業をするとして個人投資家3700人余りから計687億ウォン(約63億4800万円)の投資を受けた会社代表A氏(59)が警察に拘束された。存在しない電気自動車技術を保有したように見せかけて投資を受けるよう職員に指示した容疑(資本市場と金融投資業に関する法律違反)だ。この会社には会計帳簿がなく、現在は投資資金が一銭も残っていないことが警察の捜査結果で分かった。また一時、キム・ヒョッキュ元慶尚南道(キョンサンナムド)知事(74)を会長に迎え入れ、元軍高位将軍B氏(65)や中堅タレントC氏(60)もこの会社に投資していたことが分かった。
拘束されたA氏は当初、ソウル長安洞(チャンアンドン)で自動車バッテリー販売店を運営していた。それと共に電気自動車の部品貿易をするL氏(45)と知り合うようになった。L氏はA氏に電気自動車事業を紹介した。