米量的緩和の縮小延期も…韓国政府「2トラック」対応を強化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.23 17:00
米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和政策が維持されるにもかかわらず、韓国政府は多角的な対応策の準備に入ることにした。今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の延長が決まったが、今年10月と12月に予定された会議でいつ縮小方針を確定するか分からないという判断からだ。
秋夕(チュソク、中秋)連休中に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会議で対応策を議論して帰国した玄オ錫(ヒョン・オソク)副総理兼企画財政部長官は22日、「出口戦略で新興国が受ける衝撃が、また米国を含む世界経済に伝わる逆波及効果(reverse spillover)を考慮する必要がある」とし、徹底的な対応策の用意を求めた。