北朝鮮、金剛山観光再開に意欲…離散家族対面との連係狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.20 08:46
「今日は伝える事項があるので延長勤務を要請する」。板門店(パンムンジョム)に派遣された統一部連絡官は19日午後4時、南北直通電話で北朝鮮側にこうした立場を知らせた。韓国側が先に業務の延長を要請したのは異例だ。北朝鮮が22日の開催を提案してきた金剛山(クムガンサン)観光再開当局者会談に関する政府の決定が通知されるという観測が出てきた。
しかし6時過ぎに北側に伝えられたのは「立場の整理がつけば通知する」という内容だった。柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官の名前で北朝鮮の金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長あてに送った通知文としては内容がなかった。このため政府が北側に対して神経戦を仕掛けたのではという分析が出てきた。