【社説】金剛山よりも離散家族が先だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.19 10:09
北朝鮮が昨日、離散家族対面のための南北赤十字実務会談の提案を受け入れた。朴槿恵(パク・クネ)大統領が8月15日の慶祝辞で、秋夕(チュソク、旧盆)に合わせた離散家族の対面を提案し、続いて韓国統一部が赤十字実務接触の23日開催案を提示してから2日後、北朝鮮がすみやかに呼応の返事をしてきたのだ。これとは別に金剛山(クムガンサン)観光再開のための実務会談の開催も提案した。韓国と北朝鮮当局が開城(ケソン)工業団地正常化に劇的に合意したことを契機に、南北関係が急流に乗る雰囲気だ。
金剛山観光の再開も重要だが、さらに急を要しているのは離散家族の対面だ。離散家族対面は政治とは関係のない人道主義的事案だ。それでも南北関係が閉塞状況に陥る中、離散家族の対面は中断して3年目になる。