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金正恩第1書記、スマホの独自開発に満足感示す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.12 10:18
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「この部分が鋭敏でこそ使用者が利用するのに便利だ」。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は北朝鮮が最近生産を始めた新型携帯電話を手にしながらこのように話した。「手接触方式」(タッチ型)で設計された携帯電話「アリラン」の画面接触性能を点検しながらタッチ感が重要だという点を強調したのだ。北朝鮮では携帯電話を「手電話機」と呼ぶ。

 
朝鮮中央通信が11日に報じたところによると、金第1書記は電子製品生産施設である「5月11日工場」を訪問し、携帯電話組み立て場を視察した。金第1書記は「アリラン手電話機は見た目もよく、軽くて通話と学習に必要なさまざまな機能が設置されており使用に便利だ」と話した。また「手電話機に装着されたカメラの画素数が高く人民が使うにはちょうど良い」と評価した。金第1書記は「使用者の便宜を最大限図りながらも保安性が徹底的に担保された応用プログラム(アプリケーション)をわれわれ式で開発した」として満足感を示した。

デザインに気を遣うべきとの注文もした。金第1書記は「手電話機は機能も高くなければならないが見た目も良く使うにも便利でなければならない。使用者が好む形態と色を選定して生産しなければならない」と強調した。

北朝鮮の報道と金第1書記の言及から見ると、今回お目見えしたアリラン携帯電話は初歩的な水準のスマートフォンとみられる。タッチフォン方式の上にアプリを使用できるという点からだ。金第1書記は「手電話機をわれわれの技術で手際よく作り出していることがどれほど良いことだろうか」と話した。

だが、韓国政府当局者は、「北朝鮮はスマートフォンを独自開発できる技術水準ではない。中国などから部品を輸入し組み立て生産した後でアリランのブランドを付けて販売する形態と判断される」と話した。金第1書記の場合、台湾製と推定されるスマートフォンを使っているものと把握された。北朝鮮は2008年に逓信省とエジプトの通信会社オラスコムが合弁で設立した高麗リンクを通じ移動通信サービスを始めた。加入者数は200万人を超えたとオラスコムは明らかにしている。

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