【社説】北朝鮮の賢明な判断を促す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.24 16:11
開城(ケソン)工業団地を再び稼動するための南北会談が空転し続けている。一昨日、5回目の会談があったが南北双方の立場の違いは依然として大きいと伝えられている。会談が進行される間、企業家たちが残っていた原材料と生産品、一部の機資材を搬出するなど、取り急ぎ足元の火を消す程度の成果はあった。また、双方が開城工業団地の閉鎖よりも再開に焦点を合わせている点が幸いといえば幸いだ。
争点の核心は、開城工業団地の一方的な運営の中断が再発しないよう保障する問題だ。むやみに韓米合同軍事演習などを理由にして、北側がともすれば工団運営を滞らせるようなことが再びあってはならないとして再発防止策を要求する南側の立場を北側が受け入れないでいる。