朴大統領「開城問題の解決の責任、北朝鮮にある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.15 14:39
朴槿恵(パク・クネ)大統領が「開城(ケソン)工業団地を中断させたのは北朝鮮であり、これを解決する責任も北朝鮮にある」と述べた。14日に公開されたフランス政治時事専門誌「ポリティク・インターナショナル」のインタビューでだ。朴大統領は「開城問題を適当に妥協し、正常化させた後、一方的な約束破棄でまた工業団地稼働が中断するという悪循環を繰り返さない」とし、このように明らかにした。
インタビューは先月9日に書面で行われた。先月9日は、開城工業団地正常化のためのソウル南北閣僚級会談を控え、韓国側の千海成(チョン・ヘソン)首席代表と金聖恵(キム・ソンヘ)祖国平和統一委員会部長間の板門店(パンムンジョム)実務接触があった日だ。開城工業団地稼働中断事態が長期化し、交渉がちょうど再開された時点であるため、世論は対話ムードの中にあったが、朴大統領は「適当に妥協しない」という対応基調を固めていたことがインタビューを通じて確認された。ソウル南北閣僚級会談は、その後の交渉で会談代表の格をめぐる問題が浮上し、実現しなかった。