労働時間200時間減らし92万件の時間制雇用創出=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.05 13:07
韓国国際交流財団公共外交事業部で働くチョン・ソンヨンさんの勤務時間は午前9時から午後1時だ。毎日午前9時にソウル・瑞草洞(ソチョドン)のオフィスに出勤し、午後1時に退勤する。2011年11月に入社後1年半にわたり続いている日常だ。1日4時間だけ働く短時間の時間制労働者だが、チョンさんは4日、記者との通話で自身の暮らしに「満足している」と話した。
待遇も悪くない。財団は1日8時間働く全日制職員(定員87人)を1人減らしチョンさんとともに1日4時間働く時間制労働者2人を採用した。時間制だが雇用が安定した正規職だ。働く時間に比例する基本給は少ないが、昼食代や交通費などは同僚と全く同じだ。このために実際に手にする賃金は同僚の50%ではなく60%水準だ。現在妊娠中のチョンさんは、「収入が少ない点は半日勤務を選択した時から考慮していたもので不満はない。今後も子育てをしなければならないため全日勤務をするつもりはない」と話した。 朴槿恵(パク・クネ)大統領の核心公約である雇用率70%を達成するための計画が公開された。チョンさんがしている時間制労働を政府と公共機関、民間企業に拡大するというのが核心だ。