李明博大統領長兄の自宅と事務所に家宅捜索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.18 09:01
李明博(イ・ミョンバク)大統領の内谷洞(ネゴクトン)私邸用地買い入れ疑惑事件を捜査中の特別検事チームが17日午前、捜査官20人余りを動員して李大統領の長兄の李相殷(イ・サンウン)ダース会長のソウル・九宜洞(クウィドン)と慶州(キョンジュ)の自宅と事務所などを家宅捜索した。特検チームはまた、慶州にあるダース本社と李大統領の息子の李始炯(イ・シヒョン)氏の事務所と宿舎などで押収物を確保した。私邸用地取り引きに介入した内谷洞の不動産仲介業者2カ所に対しても家宅捜索を実施した。
イ・チャンフン特別検事補は、「資金関係や契約関係など基礎的事実関係の確認に必要な資料確保のためのもの」と話した。当初予想された青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護処と総務企画官室などは今回の家宅捜索対象から除外された。