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【取材日記】日本の執拗さが終わらせた17年の逃走劇

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.18 10:15
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1729件。15日に検挙された1995年東京地下鉄サリン事件「最後の特別手配犯」高橋克也容疑者。彼が最後の逃走を敢行した11日間に警察に寄せられた市民からの情報提供の数字だ。これは日本の執拗さと集中力の象徴だ。

身分を偽装し平凡な会社員として過ごしていた高橋容疑者がまた逃走を始めたのは4日だった。高橋容疑者とともに「最後の手配犯2人」だった菊地直子容疑者が3日に逮捕されたのは彼としては悔しいことだった。17年にわたり隠してきた仮名と隠れ場所、最近の顔が菊地容疑者の陳述で全て明らかになった。

 
その後11日にわたり日本社会は強力な意志を示す時に好んで使う「オールジャパンの態勢」で高橋容疑者の検挙に没頭した。警察は高橋容疑者が写った防犯カメラの映像を連日公開した。日本のテレビニュースは特有の過激さで高橋容疑者の一挙手一投足を追跡した。さらに彼がタクシーに乗って到着したところが川崎駅の東口なのか西口なのかをめぐっても取材競争が繰り広げられた。

ニュースアンカーは防犯カメラに捉えられた高橋容疑者の「黒地に青いストライプ」のカバンと同じカバンを直接担いで登場し視聴者の目に刻みつけた。検挙に動員された警察官5000人余りよりさらに恐ろしいのは一般市民の目だった。日本国民からあふれた情報提供は高橋容疑者にかけられた懸賞金1000万円のためと片付けるにはあまりにも積極的だった。17年3カ月にわたる逃走劇が「店に高橋容疑者と似た人がいる」という漫画喫茶の店員の情報提供で終止符を打ったのは日本社会が展開した総力戦のおかげだ。

95年のサリン事件で死亡した人は12人。死亡者数に関係なく日本社会がこの事件に没頭するのは「テロ清浄地域」という安全神話を破った象徴的事件であるためだ。有能な若者らを一瞬にして奈落の道へと落とした新興宗教集団の危険性に歯ぎしりした事件でもあった。そして日本社会の集中力は長い歳月の中でも崩れなかった。

オウム真理教教祖の麻原彰功死刑囚の死刑が最高裁判所で確定した2006年までに流れた時間だけで11年。300回近くの公判が開かれるたびに日本のメディアはこれを大々的に報道した。13人に死刑、5人に無期懲役が確定し一連の裁判が一段落した昨年11月にも日本社会は「テロ被害者のためにも逃走中の残る3人を必ず捕まえなければならない」と態勢を緩めなかった。事件発生から6297日ぶりに最後の1人を検挙した日本は彼の口からどのような新しい真実が現れるかを待っている。日本社会の驚くべき持久力と集中力を見守る11日間はあっという間に過ぎ去った。

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