地下鉄サリン事件裁判、16年がかりで終結
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.18 10:54
1995年に世間を驚かせた東京地下鉄サリン事件の裁判が21日に終わる。95年3月20日に地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の3路線5両にサリンガスを散布して死亡者13人、6300人の負傷者を出した希代の地下鉄毒ガステロ事件だ。非正常的宗教集団のオウム真理教と、「日本の王になる」という教祖麻原彰功がその背後だった。教団の猟奇的な行為に対し警察が捜査に入ったことから視線を他のところにそらすために起こした。
18日にオウム真理教幹部だった中川智正、21日に遠藤誠一の上告審裁判を最後に16年にわたった一連の裁判が終わる。主犯の麻原は2006年に死刑が確定し、現在執行を待っている。