北朝鮮に抑留の韓国女性「死亡」…北朝鮮が国連に通知
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.09 10:40
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申淑子さんの夫の呉吉男さんが8日、ソウル・プレスセンター外信記者クラブで記者らの質問に答えている。彼は自身の著書「なくした娘たち、オー!ヘウォン・ギュウォン」も見せた。胸に付けているカーネーションは両親の日に合わせセヌリ党のハ・テギョン当選者が付けたもの。
北朝鮮に抑留されていた“統営(トンヨン)の娘”申淑子(シン・スクチャ)さん(70)が肝炎で死亡したと北朝鮮が国連に通知した。スイス・ジュネーブ駐在北朝鮮代表部のイ・チャンゴン次席公使が最近国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に送った答弁書を通じてだ。A4用紙1枚に7行がすべての手紙には、申さんの2人の娘のギュウォンさん(36)とヘウォンさん(34)が、家族の救出運動を行ってきた呉吉男(オ・ギルナム)さん(70)を「これ以上父とは思わない」と話したという内容も入っていた。
だがソウルに住んでいる呉さんは「北朝鮮が国際世論に勝てず、操作された常套的な返事をしたと考える。私の妻がどこで、いつ、どのように死んだのか、また、どこに連れて行かれて暮らしていたのか言及が全くなかった」と話した。続けて「依然生きていると信じている」とした。