対北朝鮮支援の対価に鉱物を受ければ南北双方に利益
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.25 15:32
北韓資源研究所のチェ・ギョンス所長(56)は北朝鮮鉱物に関する最高の専門家だ。 北朝鮮の鉱山を30回も調査した。 チェ所長が先月、自分の経験に基づいた著書『新しい地下資源の宝庫、北朝鮮』を出した。
チェ所長は00年から9年間、韓国鉱物資源公社南北協力団長、南北交流協力支援協会資源開発室長などとして、咸境南道端川市(ハムギョンナムド・タンチョンシ)、江原道(カンウォンド)平康(ピョンガン)・元山(ウォンサン)、黄海道(ファンヘド)沙里院(サリウォン)・海州(ヘジュ)一帯の鉱山を訪れた。 「国家情報なので埋蔵量の資料は渡せない」という北朝鮮の関係者を相手に、「それなら私たちは投資できない」というやり取りを続けてきた。