韓国企業、海外で初のレアアース鉱山開発へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.05 08:31
韓国企業が初めて海外レアアース(希土類)鉱山の開発に乗り出す。韓国鉱物資源公社は1日、南アフリカ・ヨハネスブルクで現地企業フロンティア・レアアース社と「ザンドコプスドリフト希土類プロジェクト」の株式1割を取得する契約をしたと4日、明らかにした。取得価格は2500万-6000万ドルになる見込み。具体的な価格は来月の事業報告書公示後、株価を考慮して決めることにした。
鉱物公社によると、南アフリカ西部ノーザンケープ州にあるザンドコプスドリフト鉱山はレアアース推定埋蔵量が3900万トンにのぼる大型鉱山。現在は精密探査段階で、2016年から年間2万トンのレアアースを生産できると公社は期待している。鉱物公社側は「契約には最大30%まで持ち株比率を増やせるという条件が含まれた」とし「この場合、韓国は年間6000トンほど確保できるが、これは韓国国内の需要(3300トン)の2倍近い規模」と説明した。