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歌手のイム・ジェボム、なぜコンサートに“ナチス”コスチューム?

ⓒ 中央日報日本語版2011.06.28 14:55
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歌手イム・ジェボムのコンサートが大盛況のうちに終了したが、公演の裏話が話題に上っている。それは彼が公演の時に身に着けていた衣装のためだ。

25日、イム・ジェボムは「再び目覚めた巨人」というタイトルで大型コンサートを開催した。この日の公演は100万ウォン(約7万5000円)を超える裏チケットの取り引きがあったと言われるほど、大衆的な関心を集めた。そして期待通りイム・ジェボムの公演は熱かった。MBC(文化放送)「私は歌手だ」の一等功臣らしく、爆発的な歌唱力を披露し、公演タイトルが暗示している通り、復活に近いエネルギーを噴出した。

 
ただ公演後、一部のネットユーザーたちがイム・ジェボムのコンサート衣装に対して疑問を投げかけて人々の耳目を集めた。公演当時、イム・ジェボムはドイツ軍服の上着を羽織り、「ノー・ヒトラー(No Hitler)」「ヒトラー・イズ・ディッド(Hitler is dead)」「ハイル・フリーダム(Heil freedom)」などを叫んでいた。服装と掛け声が伝えるメッセージが相反し、意図的演出に見える。

あるネットユーザーは「イム・ジェボムの音楽はロック(Rock)だ。自由奔放さがなければロックは死んだも同然の音楽。だとしたらドイツ軍服のコスチュームは抑圧に対する反対意志を現わすための演出か?」と疑問符を投げた。

これに別のネットユーザーは「イム・ジェボムの衣装について拡大解釈するべきものはない。彼は歌手で、ステージ上での劇的な要素は歌の面白さを倍増させる。したがって、彼はただ舞台の演出効果を狙って、象徴と同時に隠喩として軍服衣装を選択したのだと思う」と分析している。



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    写真=Daumの「アゴラ広場」。
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