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海賊に狙われた韓国コンテナ船…船員はマニュアル通り避難所へ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.22 15:23
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海賊に乗っ取られた三湖(サムホ)ジュエリー号(1万1500トン級)が韓国海軍の「アデン湾黎明作戦」で救出されてから3カ月後の21日、韓国軍がまた対海賊作戦を実施した。 船員たちが安全隔室の緊急避難所(Citadel)にいると確信した後に繰り広げた作戦だった。

この日午前5時15分(日本時間)ごろ、韓進(ハンジン)海運所属のコンテナ船「韓進天津」(7万5000トン級)が国土海洋部状況室に危険を知らせる非常信号(SAS、Security Alarm System)を送った。 政府は「海賊に乗っ取られた」という判断を下し、作戦の準備に入った。 非常信号を受けた後、オーマンのサラーラ港南側の海域で作戦中だった清海(ヨンヘ)部隊の駆逐艦「崔瑩(チェ・ヨン)」(4500トン)が現場に急派された。

 
午前8時30分、事故海域から約80マイル離れたところにいたトルコ軍艦が支援作戦に突入した。 現地は真夜中だった。 トルコ軍艦のリンクスヘリコプターは「船舶は止まっている。 甲板は点灯され、人は見えない。 周辺に船もない」という情報を韓国側の「崔瑩」に送ってきた。 政府当局者は「船員が船舶内の避難場所に安全に待避していると判断する根拠になった」と話した。

午前11時、千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交安保首席の主宰で緊急関係部処会議を開いた。 政府当局者は「会議では船員が安全に避難していると判断し、崔瑩艦の海軍特殊戦旅団(UDT/SEAL)隊員が作戦を展開する方向で計画を立てた」と伝えた。

午後2時、「崔瑩」のリンクスヘリコプターがまず出動した。 煙突付近で白い煙が上がるのが見え、甲板には人影がなかった。


海賊に狙われた韓国コンテナ船…船員はマニュアル通り避難所へ(2)

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