北朝鮮の“人質外交”…米国人抑留は“交渉カード”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.14 08:47
米国人男性1人が北朝鮮に抑留されていることが確認された。2009年1月に米国のオバマ政権が発足してから4件目だ。26日のカーター元米大統領ら西側元国家元首4人の北朝鮮訪問を控えこうした事実が正式に確認され、北朝鮮の“人質外交”が再演されたという見方が出ている。カーター元大統領は昨年8月に平壌(ピョンヤン)に入り7カ月にわたり北朝鮮に抑留されていた人権活動家のアイジャロン・マーリ・ゴメスを連れて帰国した。
米国務省のトナー副報道官は12日の定例会見で、「米国人1人が北朝鮮に抑留されている。この米国人を人道主義的見地から解放することを北朝鮮政府に促す」と明らかにした。