バス転落事故で管理の行き違いが浮き彫りに…放置された“死の道路”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.28 10:34
市は安全施設の設置をなおざりにした。警察は大型バスが通れないところなのに統制をしないで放置した。慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)の地方道1051番で大学生が乗ったバスが転落して3人が死亡した事故はこうした安全不感症が原因となった。これまでもこの道路では大小の交通事故が絶えなかった。それでも安全施設設置の責任を負った市と通行取り締まりをしなければならない警察は傍観していた。
26日午後0時ごろ、梁山市院洞面大里(ウォンドンミョン・デリ)エデンバレーリゾート(海抜750メートル)で、梁山市魚谷洞(オゴクドン)方向に700メートル下の道路で47人乗りの観光バスがセンターラインを超え50メートル下に転落した。この事故でバスに乗っていた昌原(チャンウォン)ムンソン大学の学生と教授32人のうち、19歳の男子学生ら3人が死亡し、運転手(39)ら29人が負傷した。