特ダネ連発の北朝鮮専門メディア、どうやって情報入手?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.08 17:22
「北朝鮮が過去の貨幣と新しい貨幣を100対1で交換する貨幣改革(デノミ)を断行した」。09年12月1日、北朝鮮専門インターネット新聞のデイリーNKが北朝鮮内部の消息筋を引用して特ダネ報道をした。 統一部の当局者は「確認された情報でない」として否認した。 しかし翌日、ソウル駐在欧州国家大使館の関係者と中国国営新華社通信を通じてこうした事実が確認された。 政府も把握できなかった高級情報が、民間の対北朝鮮メディアとつながっている北朝鮮人を通して外部に広まったのだ。
2月中旬、自由アジア放送(RFA)は「北朝鮮当局が暴動など反体制事態に対応し、平壌市内の真ん中に金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の警護部隊である護衛司令部所属タンク部隊を配置した」と報道した。 半月後の今月初め、国家情報院(国情院)の関係者は情報委非公開会議でこの事実を認めた。