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<NZ地震>不明の韓国人兄妹、いまだ生存確認できず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.25 10:09
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ニュージーランドのクライストチャーチで地震による死亡者が24日現在98人に増える中、行方がわからなくなっている韓国人留学生のユ・ギルファンさん(24)とユ・ナオンさん(21)兄妹の生存が地震から3日が過ぎても確認できておらず、焦燥感が増している。救助当局は彼らが都心に位置するCTVビルで生き埋めになっているものと推定している。兄妹が通っていた語学学校のキングス・エデュケーションがあったところだ。

兄妹の父親(57)は江原道横城(カンウォンド・フェンソン)から24日午後に現地入りした。父親は聯合ニュースとのインタビューで、「子どもたちの写真を配って病院を確認してみようとやってきた。息子と娘は必ず生きているだろう」と述べた。また、「娘は地震2日前の20日、息子は地震2時間前にメールを送ってきた。息子の成績が上がったと喜んでいたところにこうしたことになった」と無念さをにじませた。兄妹を含めこの語学学校に通っていた各国の留学生とCTV放送局、看護学院職員ら合わせて48人が行方不明となっている状態だ。救助当局は日本人留学生27人など最大120人がここに生き埋めになっているとみている。ロイター通信は「放送局の建物がひとつの墓場に変わった」と報道した。救助隊は23日午後、「心が痛むが生存者がいる可能性が大きいところに救助隊を集中させたい」として現場から撤収した。しかし日本政府などの救助要請が相次ぎ、作業を再開している。
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