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ソマリア海賊VIP待遇?「王室専用機での移送は李大統領のアイデア」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.31 15:41
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30日午前、韓国に連行されたソマリア海賊5人は、アラブ首長国連邦(UAE)の王室の飛行機に乗った。 オマーン政府が海賊を抑留中の三湖(サムホ)ジュエリー号に対してマスカット港への入港許可を出さない状況で、UAEの王室が専用機を提供してくれたからだ。 軍関係者は「海賊を移送した飛行機はボーイング737機種で、座席もすべてビジネス席以上」と話した。

外交部の関係者はこの日、「政府は当初、海賊移送のために民航機や空軍輸送機を利用する計画だった」とし「しかし民航機は費用が高く、軍用機の場合は領空を通過する9カ国の許可を受けなければならないという問題があった」と説明した。

 
別の関係者は「李明博(イ・ミョンバク)大統領が『UAEに頼んでみるのがどうか』とし、26日に権泰釣(クォン・テギュン)駐UAE大使が王室を訪問した。要請から1時間後、UAE側が専用機を出すと回答してきた」と明らかにした。 この関係者は「李大統領と随時電話をする関係のムハンマド・アブダビ皇太子が決定したと聞いている」と話した。

韓国は昨年、UAEへの原子力発電所輸出を契機に、中東国家のうち初めてUAEと「戦略的同伴者関係」を結んだ。 11日にはムハンマド皇太子の要請で約130人の特戦司令部訓練団(アーク部隊)をUAEに派遣した。 アーク部隊員10余人は海賊の移送時に同乗した。


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