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「金正恩の誕生日、贈り物もなく体育をしろとは…」 北朝鮮住民から不満(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.10 13:54
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「誕生日にくれるもの(贈り物)もなく、空腹で最悪の状況なのに、体育競技をするとは…」。

金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継の席を固めていく金正恩(キム・ジョンウン)の誕生日の1月8日。午前10時ごろ、北朝鮮北部と中国の接境地域にある会寧(フェリョン)市から電話が入った。キム・チョルホ氏。約束されていた電話だ。通話のためにキム氏は人の目を避けながらあるところに移動した。寒いのか、声が凍りついていた。

 
--贈り物はあったのか。

「誕生日と言っても、くれるものは何もない。腹がへって最悪の状況だ」

--金正恩の誕生日なのに、何も与えられなかったのか。

「金正恩の誕生日ということで忠誠の歌の集いがあり、この寒い天気に体育競技まで予定されている。やる気があれば体育もおもしろいだろうが、無理にさせられるので、全身が凍えて耐えがたい」

キム氏は急いで電話を切った。1分ほどの短い通話だった。統一部は、昨年も内部で歌の会や体育行事などが開かれたと見ている。金正恩の権力構築状況が昨年と似ているという意味でもある。

今年は特に、金正恩が「労働党中央軍事委員会副委員長」という公式職責を持った直後の年という点で注目されていた。指導者の誕生日の慣例に基づいて贈り物が出れば、金正恩は‘確固たる’指導者として定着したということだった。そうでなければ、まだ「後継作業中」と考えられる。

ただ、金正恩の誕生日が公式記念日や休日になったかどうかは意見が分かれている。統一部は否定的だ。しかし国家情報院傘下の国家安保戦略研究所が昨年12月末に出した「年次情勢展望報告書」は、「2010年、金正恩の誕生日が国家記念日と指定された」と紹介した。

実際、「金正恩の誕生日に何の贈り物もない」という点はすでに先週から予想されたていた。咸鏡北道穏城郡(ハムギョンブクド・オンソングン)のある住民は5日の電話で、「いつ党から私たち国民にテレビ1台与えてくれたのか。私は商売で動き回っているおかげで、なんとか雑穀米でも腹いっぱい食べられ、白黒テレビも持っている。いっそのこと、商売でもさせてくれればいい」と不平を言った。

6日には茂山のある住民と電話をした。この住民は「何の話もない。気にもしていない」と語った。この住民は「食べるものがない贈り物よりも、商売をして稼ぐことが暮らしに役立つ」と話した。

7日に話した幹部級のある住民は「昨年は将軍様の誕生日(金正日の誕生日、2月16日)に幹部への贈り物があった。ところが今年の金正恩同志の誕生日には何かをくれるという話がない。国民に与えるコメはなくても、幹部への贈り物はあったのに…明日にならないと分からないが、何もなさそうだ」と述べた。

北朝鮮の状況が悪くなかった時期、故金日成(キム・イルソン)主席や金正日(キム・ジョンイル)委員長の誕生日には、数日前から市や郡などの人民委員会に贈り物のトラックが列をつくっていた。このため贈り物が与えられることも前もって分かった。贈り物は当日に配られた。ところが今回は贈り物のトラックが全く見えなかった。8日午前にもなかった。


「金正恩の誕生日、贈り物もなく体育をしろとは…」 北朝鮮住民から不満(2)

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