“文学青年”辛格浩会長、『若きウェルテルの悩み』に感銘して「ロッテ」命名(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.05 11:10
辛格浩会長は普段から「ウェルテルはシャルロッテに対する愛と情熱のために楽しみ、時には悲しみ、その情熱の中に自分の命を燃やすことができた」と話してきた。「情熱があればどんなに難しいことでも楽しく乗り越えられるが、情熱がなければ興味もなくなり、仕事の能率も悪くなる」とし「経営者の情熱と職員の情熱が一つの総体として表れる時、その会社は大きな発展が約束される」と強調してきた。
辛会長は67年、資本金3000万ウォンでロッテ製菓を設立し、韓国でも事業を始めた。ロッテグループは製菓・デパート・飲料・マートに手を広げ、「流通王国」に成長した。昨年、売上高は過去最大の61兆ウォンを記録した。09年の売上高47兆3000億ウォンに比べて30%近く成長し、財界5位の地位を固めた。