「韓国でフィギュアをするうえで難しいこと？　それはリンクがあまりにも少ないという点だ」。‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（高麗大）が米ＣＮＮとのインタビューで、韓国の劣悪なフィギュアスケート練習環境に遺憾を表した。

ＣＮＮは２２日（日本時間）、「キム・ヨナ：韓国のフィギュア女王」と題して、キム・ヨナとのインタビューを掲載した。 キム・ヨナはＣＮＮとのインタビューで「次の目標は来年３月に東京で開催される世界選手権。 この大会では良い演技をすることだけが目標ではなく、新しいプログラムを通して自分の違う面を見せたい。 結果よりもプログラムに集中したい」と話した。

続いて、「幼い頃に韓国で練習する時、最も難しかった点」を尋ねる質問に対し、韓国フィギュアの劣悪な現実について語った。キム・ヨナは「私が練習していた頃、韓国にはリンクがあまりなかった。 しかも一般人に公開されているので、選手は早朝や夜遅くに練習しなければならなかった。 フィギュア選手を受け入れるようなリンクが少なく、毎日あちこちに移動していた」とし「何よりも専用リンクがなく、リンクがあまりにも寒かった。 常にけがのリスクを抱えて練習しなければならなかった」と吐露した。

しかしキム・ヨナは「韓国のフィギュア人気が高まってうれしい。 これまでフィギュアといえばアイスバレエやスピードスケートと思っている人がいたが、今では外国の選手までよく知っているほどで、フィギュアに対する認識と人気が大きく高まった」と語った。

一方、キム・ヨナは来年の世界選手権出場のために現在ロサンゼルスのイーストウェストアイスパレスで地上練習とともに、新コーチのピーター・オプガード氏とフリー演技の練習中で、今月末にはデビッド・ウィルソン振付師と新しいショートプログラムの練習に入ると、近況を伝えた。



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