中国、西海で初の戦時海上輸送訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.20 13:07
米空母ジョージ・ワシントン艦艇(9万7000トン)が今月末、東海(トンヘ、日本海)で実施される韓米連合海上訓練に参加するために21~25日、釜山港を訪問すると在韓米軍司令部が19日、明らかにした。21日はソウルで初めて韓米外交国防相(2+2)会談が開かれる日だ。在韓米軍事によるとジョージ・ワシントン号はイージス級駆逐艦であるジョン・マケイン号(8400トン)とマクキャンベル号、ラーソン号(それぞれ9200トン)、トマホークミサイルを装着したオハイオ級核推進潜水艦などとともに航空母艦を構成し、訓練に参加する。韓国軍はKDX-Ⅱ級(4500トン)韓国型駆逐艦と214級(1860トン)潜水艦など艦艇10余隻、F-15Kなど戦闘機7~8機が参加する。ジョージ・ワシントン艦に搭載されたスーパーホーネット(F/A-18)戦闘機など航空機90機と潜水艦のトマホークミサイルなどで打撃訓練を実施する見通しだ。対潜訓練と北朝鮮弾道ミサイル発射を仮想したイージス艦の迎撃練習も行われる。
一方、中国が西海(ソヘ・黄海)で初めて戦時海上輸送緊急訓練を実施したと新華社通信が19日、報道した。中国が今までにない西海上での輸送訓練を実施したことは韓米海上合同訓練に対する対応策であるという見方が出ている。中国人民解放軍と国家交通戦争準備弁公室は17、18日、山東省煙台近くの海上で済南軍区兵力が参加した中、兵力構造と武器輸送のための訓練を行った。中国軍は敵艦の攻撃で破壊された軍輸送船に乗った兵力などを救助する訓練とタンクなど武器を積載した汽車を浮き橋鉄路で輸送船に移して積む訓練を実施した。