【社説】天安艦事態の軍事的利用が中国の計算か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.08 10:51
中国が昨日、異例にもミサイル訓練場面を公開した。人民解放軍は2日、東中国海(東シナ海)で海・空軍連合ミサイル発射訓練を実施し、訓練の内容とミサイル発射場面をメディアに公開した。中国軍は先月30日から5日まで同じ場所で実弾射撃訓練も行った。天安艦事態の後続措置として韓米が計画中の西海(ソヘ、黄海)上合同訓練に対する強力な警告と読み取ることができる。
韓米合同海上訓練阻止のため中国は露骨に圧力を強化している。人民解放軍総参謀部の馬暁天副参謀長は最近、香港のテレビに出演し、「韓米が中国と隣接した黄海で軍事訓練をすることに中国は強力に反対する」と明らかにした。続いて中国軍シンクタンクの軍事科学学会の羅援副秘書は「米国の空母が黄海で訓練をすれば、中国軍の訓練用標的になるだろう」という脅迫性の発言までした。