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【噴水台】拷問の亡霊

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.27 09:11
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 拷問を受けると/人間が人間でないことを知る/拷問する者も/拷問される者も/深い夜、地下2階のその部屋で」(コ・ウンの詩「拷問」)古代に拷問が横行したのは、もしかすると当然のことかもしれない。奴隷も女性も外国人も下層民も「人間」ではなかったため、拷問などは何の問題でもなかったのだろう。ローマのティベリウス皇帝は囚人に大量のワインを飲ませては、手足を楽器の弦で縛る拷問を自ら開発したりもした。用を足したくて身震いする度に皮膚の中に弦が食い込むようにしたのだ。

 
スパルタの暴君ナビスは「人間」である市民が対象でも拷問を日常的に行った。巨額を出せというナビスの言葉を聞かなければ「私の妻アペガはあなたを説得できる」とし、美しく着飾った女性の人形の中に多くの鉄針が隠れている拷問器具を突きつけた。

すべての人に天賦人権が保障される現代でも、拷問の正当性を擁護する場合がある。いわゆる「時限爆弾理論」だ。時限爆弾が爆発する前に探し出すには、爆弾を設置した犯人を拷問してでも自白を受けなければならない、という論理だ。

1956年11月、アルジェリアの首都アルジェの地方長官ポール・タイトゲンがこうした状況に直面した。タイトゲンは第2次世界大戦当時、ドイツ軍の多くの拷問を乗り越えてきた英雄だった。その彼に警察責任者が拷問の許可を出してほしいと要請した。アルジェリアの独立活動家が爆弾を隠した場所を自白しなかったからだ。数千人の命がわずかな時間にかかっていた。

しかしタイトゲンは警察の要請を断った。「一度拷問し始めれば止まらない」という理由だった。『異邦人』の作家アルベール・カミュは「拷問は30個の爆弾を発見することで人々の生命を助けるかもしれない。しかし拷問はまた別の50人のテロリストを生み出し、さらに多くの無辜の死を招く」と述べた。(ブライア・イニス、『拷問の歴史』)

23日、ソウル陽川(ヤンチョン)警察署の警察官らが被疑者に過酷な行為をした容疑で拘束された。パク・ジョンチョル君拷問致死事件のような現代史の亡霊がよみがえるようだ。被疑者から自白を受けようとする場合はやむを得ない部分がある? フランスの文豪ヴォルテールがすでにこのように言ったではないか。

「法が有罪と判決しなければ、まだ彼らの罪は不確かなものだが、あなたは彼らが有罪と確定した時に受ける苦痛よりもはるかに残酷な刑罰を与えている」。

グ・ヒリョン社会部門記者

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