【グローバルアイ】鳩山氏と細川氏の共通点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.03 17:07
先日、東京国立博物館で開かれた「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-」に行ってきた。 「日本の文化財と芸術品を鑑賞するのなら、8万余点を所蔵する細川コレクション展示を見逃してはいけない」という知人の紹介のためだった。 美術品に門外漢の私は音声ガイド端末機を借りた。 イヤホンから聞こえてくる声の主人公は日本の第79代(93年8月-94年4月)首相を務めた細川護煕氏だった。 徳川幕府時代から熊本地方を治めた細川家の第18代当主で、自民党単独政権に終止符を打ち、93年に野党8党連立政権を構成して首相になった人物だ。
細川氏は60歳になった98年、「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」という言葉を残して議員職を辞任し、政界から引退したことでも有名だ。 政界復帰などさまざまな憶測があったが、細川氏は陶芸・書道など作品活動と家内の文化財・美術品を管理する永青文庫理事長の生活を送っている。