北朝鮮、15日には2度NLL挑発…「韓国側が退け」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.17 10:28
軍当局は天安艦事件以後、初めて北朝鮮警備艇が15日夜、西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)を侵犯したことに対して注視している。特に軍当局は過去と違う北朝鮮警備艇のNLL侵犯行動に触覚を逆立てている雰囲気だ。
まず、北朝鮮艦艇の盗人猛々しい警告放送だ。北朝鮮警備艇1隻はこの日、韓国海軍が国際商船通信網を通じて「北朝鮮に退去しなさい」とまず警告放送をすると「貴側(韓国側)艦艇が北朝鮮海域に侵犯したから直ちに離脱しなさい」と対応放送をした。北側警備艇の放送当時、韓国海軍高速艇はNLL南側の韓国の海域で正常な境界活動を行っていた。一方、北朝鮮警備艇は当時NLLに向かって接近中で、その後、NLLを侵犯した。北朝鮮のこうした警告放送は前例がないというのが軍当局の説明だ。