【ニュース分析】北朝鮮の南側不動産調査 その狙いは?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.21 09:00
北朝鮮が25日から金剛山(クムガンサン)地域にある韓国側の不動産を調査すると通知してきたのは、観光の再開を狙った瀬戸際戦術とみられる。昨年8月から中断されている観光を再開しようと韓国当局と会談し、最近は非難や脅迫を続けているが、成果がないため圧力行動に乗り出したと解釈される。特に調査団に軍部を参加させると明らかにし、強硬な措置が続く可能性があることを表した。
政府当局と専門家は北朝鮮の調査を実効性のない名分づくりと見なしている。すでに把握している南側の建物・施設の調査を前面に出しながら「無条件の観光再開」に向けて圧力を加えようという意図、という説明だ。