南北の金剛山観光再開会談は決裂…今後の日程も決まらず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.09 10:31
8日午前、開城(ケソン)工業団地の南北経済協力協議事務所。金剛山(クムガンサン)・開城観光再開実務会談の首席代表を務める金南植(キム・ナムシク)統一部局長は最初の全体会議が始まる前、「故パク・ワンジャさんのめい福を祈る黙祷をしよう」と述べた。
08年7月、北朝鮮警備兵の発砲で犠牲になったパクさんに哀悼の意を表わそうという提案だった。この事件は金剛山観光中断の原因になった。カン・ヨンチョル団長(アジア太平洋平和委員会参事)をはじめとする北側は南側の提案にあわてた表情を見せたという。南側は公式謝罪と遺族に対する弔意の表明も要求した。会談関係者は「北側は特別な異議提起をせず南側の黙祷を見守った」と伝えた。