ロバート・パク氏の釈放、なぜ朝米交渉なかった?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.10 14:55
北朝鮮に42日間拘束された後に釈放された対北朝鮮人権活動家ロバート・パク氏(28)をめぐり、北朝鮮と米国は特に交渉を行わなかったことが明らかになった。 外交消息筋によると、昨年12月24日にパク氏が北朝鮮に入国した直後、米国は平壌(ピョンヤン)のスウェーデン大使館を通して、パク氏が北朝鮮当局に拘束され平壌に移されたことを確認した。 その後、スウェーデン大使館側は、米国の要請でパク氏に数回接触し、安全な状態か、適切な待遇を受けているかという点を確認して通報したという。
しかし米国はこうした通常の領事的接近のほかに、パク氏の釈放のために北朝鮮当局と別途の交渉を行ったことはないと、外交消息筋は伝えた. 北朝鮮当局もパク氏の釈放を条件に米国政府に見返りを要求したり、使節として特定人物の派遣を要求することはなかったという。 そして6日、ついにパク氏が釈放された。