【社説】市長選挙で借金62億、督促に苦しみ収賄…また選挙の季節
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.27 10:35
地方自治体の堕落した姿はどこまで行こうとしているのか心配だ。昨年11月27日に自殺したオ・グンソプ梁山(ヤンサン)市長の不正関連捜査に対する蔚山(ウルサン)地方検察庁の25日に発表を見ると、自治行政を大きく変え補完しなければならないという切迫感を感じた。オ市長に選挙の借金として残されたのは62億ウォンだという。借金の督促に苦しみ24億ウォンのわいろを受け取り産業団地の区画を変更してやったという。
最大の問題は、高コストの選挙だ。検察が確認したオ市長の借金の62億ウォンは、2003年と2004年の間に借り入れたものだ。2004年の補欠選挙1回で使った資金のうち借金として残ったのがこの程度だという。どれだけ使ったのかはわからない。今年梁山市長候補の公式選挙費用は1億6900万ウォンと策定されたが、借金だけ見ても37倍だ。それでも選挙費用を多く使ったと問題提起がなかったのを見ると、他の地区だからと法定限度を守っているか疑問だ。