「韓国の成長、日本の前轍を踏まないか心配」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.20 08:57
「韓国は日本と似ている点が心配だ」。経営学の‘アインシュタイン’と呼ばれるクレイトン・クリステンセン・ハーバード経営大学院教授は19日、ソウル朝鮮ホテルで開かれた「第3回IGM(世界経営研究院)フォーラム」の講演でこのように述べた。成長の経路が日本と似ている韓国が成長が限界にぶつかった日本の前轍を踏むかもしれないという懸念だった。
クリステンセン教授は自動車を例に挙げた。日本の世界的自動車企業のトヨタは小型自動車(コロナなど)市場から進出し、結局、高級車市場(レクサス)にいたるまで大成功を収めた。利益が少なくい魅力のない市場から徐々に浸透して上位に食い込み、地位を築いていったのだ。