４０代中盤の年に敢えて４人目を産もうとする理由を知りたかった。

「満４０歳で子どもを産み、初めて出産と生きるの喜びを感じました。子供がすなわち私たちの未来だということを実感しました。あのときが２０代だったら子供を１０人も産んだと思います。閉経まで時間も残っていないので、４人目を急ぐようになりました。できれば５人目にも挑戦したいです」

チョンさんは３人の子供の出産当日まで患者を診察していた。出産後には４週間休んで業務に復帰した。

「西洋の女性は出産後、すぐシャワーを浴びたり、子供を抱いて外出したりします。しかし東洋の女性はひと月は休み、よく食べて寝て、体を温めることが必要です。韓国女性は西洋女性より体格は小さいのに、赤んぼうの頭が大きくて、産後の苦痛を経験するからです」

３人とも６カ月は母乳だけで育てた。６カ月以降は母乳の質が落ちると思い、粉ミルクを与えた。離乳食は旬の野菜や果物を買って直接作った。

チョンさんは遅く産んだ子どもが父親には健康を、母親には若さを与えたと信じている。

「遅く子どもを妊娠して夫が酒・タバコを遠ざけるきっかけになりました。普段から３人目は生むと体形がくずれると聞いていましたが、直接経験してみると事実ではありません。３人目を生んでも同じ体形をキープしています。１０年は若くなりました。３人目の子と同じ年齢の子をもつ母親たちはたいてい私より１０歳は若いので、彼女たちと過ごしながらファッションやスタイルなどに気を使うようにもなったからです」

チョンさんは「３０代で産んだ子供は賢い」「女子の身体使用説明書」などを出版して一躍有名になり、テレビのコメンテーターとして出演するようにもなった。




４５歳で４人目の妊娠に挑戦する韓方医（１）


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