日系銀行の「日流」支援により6カ月でソウル進出(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.18 08:06
「利益だけを追うなら大企業顧客がはるかに有利だが、生活密着型の中小企業は韓国に日本を知ってもらう良い機会になるため重要だとみている。韓国人が日本文化に慣れてくれば結果的に両国間の交流が強化され、日本企業が韓国でビジネスする上でも助けになるでしょう」
だからと言って一方向にばかり走っていくのではない。この銀行は韓国企業の海外進出支援にも積極的だ。会田支店長のオフィスの壁にはいくつものメモが貼り付けられた世界地図が貼られている。メモには「マダガスカル・ニッケル鉱山プロジェクト(完了)」「ベトナム・水力発電(進行中)」などの言葉が書かれている。韓国企業が参加する大規模開発事業でこの銀行がプロジェクトファイナンスを担当しているところだ。