「奇跡のリンゴ」で世界的スターになった木村秋則さん(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.01 10:45
無農薬自然農法を開始してから10年が過ぎた87年、彼の目尻が潤んだ。リンゴを2個発見したのだ。大きさはピンポン球くらいだった。木村さんは「希望が見えたが失望も大きかった」という。4年が過ぎたがリンゴは実を付けないのだ。ところが奇跡が起きた。91年に果樹園が真っ赤に染まった。どの木にも見事なリンゴがたわわに実っていたのだ。木村さんは「農薬を撒いた木に比べ数は少なかったが、とても多い量だった」と振り返る。