李机浩（イ・ボムホ）もチームを救う‘貴人’として迎えられている。

入団式のため日本に行ってきた李机浩は「球団が個人の車を提供するという話を聞いて驚いた」と話した。乗用車の提供は、日本に進出した宣銅烈（ソン・ドンヨル）、李鍾範（イ・ジョンボム、ともに中日）、李承燁（イ・スンヨプ、読売）ら先輩も受けられなかった待遇だ。

角田雅司ソフトバンク代表は「チームのメニューに韓国から空輸したキムチはもちろん、韓国料理も追加する方針」と述べた。王貞治ソフトバンク会長と秋山幸二監督も李机浩と食事をしながら「何でも話してほしい」と好意的な態度を見せた。それだけ両球団が金泰均と李机浩の実力を信じているということだ。

両選手は３月に開催された第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で３本のホームランを放ち、ホームラン王になった。ＷＢＣの後遺症で今シーズンの成績は例年に比べて落ちたが、日本球団は２人の実力を確信している。

千葉ロッテの瀬戸山隆三社長は、金泰均とハンファの優先交渉期間が終わる前日の１２日、自ら韓国を訪れ、翌日に契約を完了した。王貞治会長もＷＢＣで李机浩の実力を自分の目で確認した後、「長打力がある」と評価した。


＜野球＞金泰均・李机浩、日本で特級待遇（１）

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