怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(上)(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.24 16:34
◇競争的な社会環境が犯罪量産=最高検察庁によると、この5年間で偶発的な殺人・強盗・放火・性的暴行事件の比率は24%(03年)から36%(昨年)まで増えた。 99年までこうした偶発的事件の比率は21.5%にすぎなかった。
特に殺人事件はこうした偶発的犯罪の割合が高い。 今年上半期、全国で起きた殺人事件(664件)の半分以上(364件、54.8%)が偶発的殺人だった。 賭博で5万ウォンを得た友人が勝ち逃げしようとしたという理由で殺害(1月・ソウル竜山)したり、自分のことを「ブタ」と呼んだという理由で屋台の主人を殺害(6月、慶北・軍威)した事件だ。