北朝鮮政変時は韓国が主導的役割…WMD流出時は米国が対応(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.02 08:38
WMD流出事態とは、北朝鮮政権が核とミサイル、生化学兵器などに対する統制力を失ってこれが北朝鮮外部に搬出された状況をいう。現実的にこの問題については米国が大部分の対応手段を確保している。米国はまず北朝鮮のWMDに対する詳細な情報を持っている。WMDが流出される状況が発生すれば米国はWMDを除去するすべての手段を投入するものとみられる。1次としてWMDが配置された施設をトマホークミサイルなどで精密打撃するだろうという分析だ。続いて米軍の輸送手段として特殊部隊が投入され、 WMD施設を掌握するというものだ。特殊部隊がWMDを確保すれば分解・解体するか第三国に移動させるものと予想される。
北朝鮮の内戦状況と北朝鮮政権の交代はクーデターや住民蜂起、順調ではない権力承継などを念頭に置いたものとみられる。北朝鮮内の韓国人人質事態は金剛山(クムガンサン)観光客や開城(ケソン)工団勤労者など韓国人が大規模で北朝鮮の人質になる状況だ。